丸山歯科医院

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アンチエイジング外来

Department of Aging Control

過去(歩んで来た道)は変えられないが
未来(歩んで行く道)は変えられる

アンチエイジング外来は、2021年3月3日よりスタートしました!

お口の中は、全身の状態をのぞける窓なのです!

歯肉が腫れる、歯がぐらぐらする歯周病は、口の中の血管の炎症から起きる病気です。
これは、口の中の血管だけで起きていることでしょうか? 口の中が病的に老化していること…
それは全身の血管にも起きていることなのです。
なかなか治らない歯周病、よくできる口内炎…
もしかしたら、あなたは、大きな病気になる一歩手前にいるかも知れません。
お口の中は"全身の状態をのぞける窓"なのです。

アンチエイジング外来開設にあたり

院長 丸山誠二
院長 丸山誠二
生活を見直して健康になろうの会

ウェルナー(Werner)症候群は、1904年にドイツの医師オットー・ウェルナー(Otto Werner)により初めて報告された稀な遺伝病。20歳過ぎから白髪、脱毛、両目の白内障がおき、手足の筋肉や皮膚もやせて急速に老化が進んで行く病気(早老症)である。老化が進む現象はあるが、若返る病気は残念ながらない。30歳にして70歳に見える人は存在しても、70歳にして30歳に見える人はお世辞を抜きにしたら存在しない。これは、即ち、誰しも老化(酸化、糖化)が日々進行していくと言う何よりの証拠であろう。

「半年前に受けた健康診断では異常無しって言われたのに…」「直前まで、元気に普通に仕事してたのに…」よく聞くフレーズである。症状が無ければ、元気ならば「健康」と思ってはいないだろうか。そしてある日、突然「病気」になると思ってはいないだろうか。我々の身体は約六十兆個の細胞でできている。その内の1%、つまり約6000億個の細胞が死んでいる。死んだら、コピーされた新しい約6000億個の細胞が生まれて来る。毎日、毎日膨大な数のコピー作業が我々の身体の中では繰り返されている。ミスコピーもあるだろう。事実、成人になると誰しも、毎日約6000個の癌細胞が出来ていることをご存じだろうか。
勿論、修復作業も起こっている。生活習慣によって、その差は大きく異なることも科学的に証明されている。

今から25年前、私は栃木県の歯科医院で勤務医をしていた。診療中に突然、医師である兄から電話があった。
「夜でいいから仕事が終わってからでいいから電話をしてくれ」とだけ言って電話が終わった。
帰宅し電話をすると、「父さん、おそらく肺癌だ。それもステージ4の可能性が高い。もって1~2年、最悪の場合3ヶ月くらい」と告げられた。
直ぐに親父に電話をすると、食欲も旺盛、身体も痛くもかゆくもない。ただ、ちょっと咳が出る程度だといつもの様に張りのある大きな元気な親父の声が受話器を通して聞こえて来た。私の記憶では、風邪一つひいたことがない。いつも精力的に仕事に趣味に全力で生きていた。老いるイメージすら湧かなかったほど元気な親父だっただけに、嘘だろと信じることが出来なかった。当の親父本人も同じであったであろう。「半年前に受けた健康診断では異常無しって言われたのに」と言うフレーズはその後も幾度となく聞かされた。その後、確定診断が下り、約8か月後の平成8年2月8日、帰らぬ人となった。63歳であった。

「癌は、ある日突然、人の命を奪って行く怖い病気」。駆け出しの歯科医師であった私は、只々、癌は怖い病気だと思った。
25年経った今も、家族が集まると、もっと何か出来ることが無かったのかね~と言う会話になる。私の中でも、どうも解せない気持ちがずっと燻っていた。
しかし、点滴療法学会の講演の中で、統合医療の考え、バイオロジカルデンティスト、ホリスティックデンティストの存在を知り、勉強を進めて行く内に、その燻った気持ちが澄んできた。私が長年求めていた医療はこれだと雷が落ちるが如き衝撃を受けた。孔子は五十にして天命を知ると言ったが、私は五十五にして漸く天命を知った様だ。

さて、冒頭で成人になれば、皆、毎日身体の中では約6000個の癌細胞が出来ると書いたが、6000個程度では発症しない、つまり無症状である。
しかし、その癌細胞も徐々に勢力を広げて行き、10~20年と言う長い歳月をかけ癌組織にまで拡大すると検診にて引っ掛かり、癌宣告を受けることになる。
「健康」からある日突然「病気」になるのではなく、その間に「未病」と言う期間が必ず存在するのだ。未病とは健康とも病気とも言えない微妙な状態、具体的には、何となくだるい、疲れがとれない、やる気がでない、お腹が緩い、時々頭痛がある、胃腸の調子がよくない、肩こりがある、よく眠れない、食欲がない、身体が冷える・・・・など様々である。親父に当てはめると、癌宣告を受けた62歳まで元気だったから62歳まで「健康」であり、62歳で「病気」になったのではない。
20歳で「未病」になり62歳で「病気」になり63歳で命が尽きたのだ。ここで大事なのは、「未病」と言う概念を理解することである。
成人すれば、例え表面上はどれだけ元気であっても、例え健康診断で異常無しと言われても皆「未病」であると言うことを知らなければならない。
永遠の命なんてあろうはずもない。誰しも生まれた瞬間から死亡する日までのカウントダウンが始まり、生命エネルギーが刻一刻と目減りして行くのだ。
車で言えばガソリン満タンで生まれてくるが、同じ車であっても、運転の仕方、つまりガソリンの無駄使いをする人とエコ運転する人とでは、豆にメインテナンスをする人と全くしない人とでは、長い月日で見ると大きな差が出てくることは想像に難しくないだろう。

よくアンチエイジングと言う言葉を聞くが、私はどうもこの言葉に違和感を覚える。「若返り」は出来ないだろうと思うからだ。
時計の針を戻す若返りは出来なくても老化を制御すること、遅らせること、つまりエイジングコントロール「老化制御」は可能であると思っている。
そこで、今まで学んで来た事の集大成として、本当にやりたかった事、自分が受けたい医療を実現するために「アンチエイジング外来」を開設することにした。

さて、私は、卒業後、歯周病治療に興味を持ち、歯周病学会に入会し歯周病治療を生業として生きて行きたいと思い開業した。
その後、インプラント学会にも入会し、開業後は10年連続で学会発表をし研鑽を積んできた。しかし、どれだけ歯ブラシを頑張ってもなかなか治らない歯周病患者さん、歯ブラシは不十分ではあるが、日に日に歯肉の状態が良くなっていく患者さんが居る。インプラント治療患者さんもしかりである。
歯ブラシ以外の要因が大きく左右していることを目の当たりにして来た。60兆にも及ぶ細胞で何かが起こっているのだ。そこに目を向けない以上、歯と歯肉だけに目をとられている内は、患者さんにお口の健康を与えることは出来ない。頭では分かってはいるのだが、現行の健康保険制度下で長年生きて来た頭を根底から刷新することは容易ではなかった。

日本の国民皆保険制度は、国民が誰しも一定水準の医療を受けられると言う先進諸外国でさえも成し得ない世界に誇ることができる素晴らしい制度である。
しかし、傷病保険であり、病気が発症した時にのみ適応出来る保険制度であり、予防に目を向けた場合、まだまだ多くの課題が残る。
しかしながら、この素晴らしい国民皆保険制度は、万が一の為の保険として考え、もう一つの並行した医療としての予防医療にも目を向ける時期に差し掛かっていると私は思っている。
最新に遺伝子研究で、人間は両親から受け継ぐ遺伝子は僅か2%、残98%は未知の遺伝子であることが分かったらしい。
人間の身体は、まだまだ未知の部分が多い。自分の知っている自分は実は氷山の一角なのだ。

そこで今回、丸山歯科医院ではアンチエイジング外来開設にあたりバイオロジカル検査(Biological Examination)を始めることにした。
私を含め丸山歯科医院スタッフも実施し、誰もが知らない驚愕の自分を知る結果になった。先ずは、自分自身が真摯に自分自身に向き合い、生活習慣を変え、健康的な生活にシフトする必要性を強く、強く実感した。そして、友人にもその輪を広げ、その大きな健康効果を経験し、患者さんへも自信をもって提供できるステージに達したと判断した。実は、2021年4月9日の丸山歯科医院開業25周年を記念して開設する予定で2年ほど前から動き始めた計画であったが、木は熟したと判断し、2021年(令和3年)3月3日アンチエイジング外来を開設することにした。

バイオロジカル検査

立体検査(バイオロジカル検査)で自分も知らない本当の自分に出会いましょう!

バイオロジカル検査とは、体内で起こっているアンバランスな生化学的状態を調べる検査です。
丸山歯科医院では6つの項目の検査を行う事が出来ます。
これらを行う事で隠れていた不調の原因を発見したり、健康になる為のアドバイスを行います。

唾液検査
「SHILLHa」
歯・口腔清潔度・歯ぐきの状態を検査し、お口の健康をマネジメントします。
腸内フローラ検査
「マイキンソー」
腸内細菌の状態により、現在抱えている不調を探ります。
ミネラル検査
「ORIGO SCAN」
須ミネラル&有害ミネラルのバランスから起こりうる不調を予測します。
IgG
フードアレルギー検査
「遅延型アレルギー」と呼ばれる、反応が遅く慢性的な症状の原因を見つけます。
最終糖化産物測定
「AGE SCANNER」
過剰な「糖」による体のダメージ・老化傾向を測定します。
体成分分析
「InBody」
大水分・タンパク・骨ミネラル・体脂肪のバランスで運動指導の目安とします。

全6項目の立体的な診査により、あなたの自然治癒力を促す
オーダーメイドの「統合医療」をご提案します。

バイオロジカル検査 (Biological Examination)
料金 92,000円 (税別)
合計所要時間 約45分(検査時間)
※歯科医師による結果説明・指導は全検査結果が出揃う約1ヶ月後になります。

未病とは?

何となく

こうした体の不調を自覚しているのに
「健康診断の結果も悪くないし、忙しいからちょっと調子が悪いだけ」
なんて、軽く考えているとしたら、要注意。

病院の検査で異常が認められなかったとしても、こうした自覚症状があるということがすでに未病の状態です。

未病の症状は人によってさまざま。少しでも調子がよくないと感じたら、それは未病の始まりなのです。
しかし、未病には、自覚症状がない場合もあります。
未病と気付いたら、早めにケアをすることが、健康でいるための重要なポイントです。

スタッフの体験レポート

20代女性歯科衛生士

私は年々、ひどくなるアトピーの症状に悩んでいました。特に花粉の時期に出やすいため、花粉のアレルギー症状かと考えていましたが、原因ははっきりわからずにいました。食生活に関しては、お菓子やファストフードはほとんど食べないようにしていたので、気をつけるところはないと思っていました。 しかし今回、遅延型フードアレルギー検査を受け、毎食のように食べていた玄米ごはんや小麦の反応が高いという結果でした。

そこで反応が出ていた食品や砂糖を断ち、同じ食品を連続して食べないようローテーションの食事にした結果、アトピーの症状が落ち着き、ボロボロで赤みが強かった肌の状態もかなり改善されました。保湿剤を塗らないと乾燥して痒みが強く、関節の曲げ伸ばしも辛い状態だったのが、今では保湿剤を塗らなくても良くなりました。 この食事を始めたときは、「主食ないじゃん。代わりに何食べればいいの?」と思いましたが、次第に慣れていきます。私の場合は1ヶ月くらいで効果を感じ始めました。現在、3ヶ月ほど経ちました。

気持ちが緩み、パスタやパンを食べてしまった後はお腹が苦しく感じるようになりました。 この食事習慣に変える前は、こういった症状を感じたことがなかったので、抜くことで、より体の拒否反応を感じられようになったのかなと思います。好きなものを食べれないのは辛いことですが、一生食べれないわけではないし、私の場合はかゆみから開放された生活が快適すぎるので、このまま続けていこう思います。

40代歯科医師

ここ数年、週に1-2回朝起きると顔や足の甲の浮腫がありました。
食事の量やアルコールの摂取量や運動量など気にして、少なくして自分なりに改善を図ってきましたが、全く改善がなく困っていました。
今回、遅発性フードアレルギーの存在を教えて頂き、検査を受けました。
そして、食事を改善し始めて4週間。
フルマラソンも完走。年末年始もあり、暴食暴飲することもありましたが、アレルギー食材を避けてきた結果、一度も浮腫がありません。

頭痛に関しては、1度ありました。
しかし、これまで常用していたロキソニンを服用しなくても、仕事をしていられる程度でした。

下痢に関しては一度もありません。

検査の結果、好物で毎日飲食していた食材ばかり陽性だったので、食生活を変えなければならず、正直ストレスもありましたが、体調の改善を実感しています。

今回、遅発性フードアレルギー検査をして頂き、本当に感謝しています。
引き続き、食生活の改善を継続します。さらに、アレルギー性鼻炎と喘息も改善してくれたらと期待しています。


●経過レポート

昨日から体調が悪くなってきました。倦怠感や下痢があります。
原因はバレンタインデーにもらったチョコレートとお菓子だと思われます。
義理とは言え、捨てるのは申し訳なかったので、土曜日から月曜日にいただいたのですが、この結果です。

しばらく、頂き物の取り扱いに苦慮しそうです。
やはり、乳製品と大豆、卵は厳禁ですね。

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